耳抜きのコツ
耳抜きのコツ
耳抜きがなかなかできない人というのがいらっしゃいます。
私も初めはとても抜けにくかったのですが、あるとき、ふとコツがわかり、それから特に苦労することなく、耳抜きができるようになりました。
つまり、初めの一回さえできれば、あとは数をこなすうちに慣れてきます。
初めの一回ができるように、いろいろと試すことが耳抜きができるようになる近道です。
耳抜きとは?
水に入ると水圧により、耳が痛くなります。
これは外側から鼓膜が水で押されるためで、
痛いまま、潜ると鼓膜が破れます。
このため、
潜りながら、耳の鼓膜の内側に
空気を送ることを耳抜きといいます。
方法は、
鼻をつまみながら、鼻をかむような感じで
鼻を密閉しながら、鼻に空気をいれることで、
耳がボツっと両方鳴るようでしたら、耳抜きができたと
言えます。
片方ではだめで、両方できないと、鼓膜が破れます。
痛い場合は無理せず、浮上します。
また、一気にやろうとせず、
こまめに少し潜る度に、耳抜きをします。
耳抜きできない人の為の耳抜きのコツ・方法
耳抜きができなかったら以下のことを試してみてください。
- ガムを噛む 飴をなめる
- 地上で耳抜きを練習する
- 水面で耳抜きを練習する
- 斜めに潜りながら練習する
- 耳抜きをするときだけ、前を見て耳を抜く
- こまめに耳抜き 5メートル潜るのに3回はする
- 抜けにくいときは、少し浮上して、耳抜き
- 片方ぬけにくいときは、ぬけにくい方を上向きにして耳抜き
耳が抜けにくい人
耳が抜けにくい人がいらっしゃいます。
体質的なものもあり、病気の場合もあります。
- 耳の病気のときは耳抜きができないことがあります。耳鼻科にいってください。
- 前日寝不足だと耳は抜けにくいです。十分に寝ましょう。
- お酒を飲むと耳は抜けにくいです。海に入る時はアルコールは飲まないほうがいいと思います。
耳抜きの練習
何度やっても耳抜きができない、という人は耳抜きの息の量を間違えている場合があります。
耳抜きが苦手な人に多い「一度に強く息んだ耳抜き」は、
耳を痛めてしまいやすいです。
また「息む力が弱すぎる耳抜き」は、耳はほとんど抜けません。
耳抜きには、耳が抜けやすいタイミングと力加減があります。
というものがあります。
風船を鼻から膨らます器具です。
このオトベントを使用して耳抜きを練習することにより、
「オトベントを使わないでも耳抜きが出来る様になる」
練習をすることができます。
オトベントを使った耳抜きの練習方法
①オトベント使用前は鼻をよくかんでください。
②オトベントのノーズピースとバルーンとをつなぎます。
③片鼻を指で塞ぎ、逆鼻にノーズピースを当て、
鼻から声を出す感覚で ゆっくりと2秒間かけて
グレープフルーツ大まで膨らませてください。
④膨らんでも息を止めず、同じ強さの力を2秒間かけ続け
グレープフルーツ大を保ってください
(ふくらましはじめから合計4秒)
⑤この練習法が身につくよう、1日2回(朝晩)~3回(朝昼晩)
続けてください。
※注意、しかし、これは耳に痛みがあったり、耳の病気、異常がある場合は即時中止してください。
耳抜きのコツが習える素潜りの講習
更にこちらに耳抜きのコツを詳しく書きました → 素潜りの際の耳抜きのコツ30選